花を贈る場面は様々ですが、より相手の方にお喜びいただけるよう、一般的なマナーをまとめてみました。
参考にしていただけると幸いです
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誕生祝い

・相手の方の好きなお花を入れた花束やアレンジメントがベストです。
わからない時は、相手の好きな色を思い出したり、本人のイメージに合わせたものを(あくまで長所で)贈りましょう。
明るい色合いのものが無難です。


長寿祝い
・敬老の日や喜寿、米寿などのお祝いには明るく華やかな雰囲気のお花を選びましょう。 ラッピングにも気をつけて、明るい色でまとめます。
  60歳・・・還暦   70歳・・・古稀   77歳・・・喜寿   
  80歳・・・傘寿   88歳・・・米寿   99歳・・・白寿
  100歳・・・上寿
 
NG
奇をてらったシルバー系や暗い茶系のお花は避けたほうが無難でしょう。
また下向きに咲くお花も首がたれるという意味で避けたほうがいいでしょう。

結婚祝い

・明るく優しい雰囲気のアレンジメントや花束がオススメです。
花嫁が身につけると幸せになると言われている"サムシングブルー"。青い花が少し入ったアレンジなども素敵です。
・新婚旅行等、長期不在の場合もありますので、事前に確認してから贈りましょう。
・式場や披露宴会場へ贈る場合は、両家のお名前を必ず入れましょう。 

NG
・花言葉も考慮に入れて不吉なイメージのものは避けましょう。



出産祝い

・パステルカラーの淡い色のお花がオススメです。 「がんばったね。」の気持ちを込めて贈りましょう。
・病院に贈る場合は、手間のかからないアレンジメントがオススメです。

NG
・香りの強いものや、花びらが飛び散るものは避けましょう。

新築祝い

・可能ならば新しい家の内装や雰囲気、壁の色、部屋の大きさを見てそれに合うようなものを贈るのがベストです。
難しい場合は、明るい色合いのアレンジメントや花束、観葉植物もいいでしょう。



開店祝い/事務所開設祝い

・手間のかからないアレンジメントやコチョウランがオススメです。観葉植物を贈ることも多いようです。
・先方が飲食店の場合、料理ジャンルにさりげなく合わせるとオシャレです。


NG
・相手が飲食店の場合、料理のじゃまにならないように香りのきついものは避けましょう。
・お付き合いの程度や先方の規模に合わせて生花アレンジメント・スタンド花・コチョウラン・観葉植物を贈ることが多いようです。「見栄え」も大事です。
・差出人は「社名」「社名+代表者名」が一般的です。

退職祝い/定年祝い/栄転、転任祝い

・送別会の席などで花束を渡します。
・男性に渡す場合でも、今までの感謝と今後の発展祈念を込めて明るく華やかな色合いの花がいいでしょう。
送別会やパーティーの席上で個人に渡すので、持ち帰りやすい大きさというのも、大きなポイントです。
・歓送迎会の会場に直接届けてもらうのも手間が省けていいですね。その場合は、社名、幹事さんのお名前等をお忘れなく。会場にも連絡を入れて、花が届く旨を伝えておきましょう。



発表会/楽屋見舞い

・発表会などで手渡す場合は、花束のほうが絵になります。鮮やかなお花、ラッピングで華やかな雰囲気にまとめた花束がオススメです。
・ 個展などギャラリーには、作風や会場の雰囲気を壊さないようなお花選びが大切です。
また会場の大きさを考えて贈りましょう。小さい会場に大きな祝花は困ります。
・ コンサートや演劇の楽屋お見舞いは華やかなお花でお祝いしましょう。


お見舞い

・入院直後や手術の前後は避けて、症状が落ち着き回復に向かい始めた頃が最適です。
・そのまますぐに飾れて、水の管理も簡単なアレンジメントが一般的です。
・色合いは、「元気が出る」色とされる薄めの黄色やビタミンカラー、パステル系が無難です。丸い形の花は和み効果が高いですね。


NG
・鉢物は「根付き」→「寝付く」を連想させるので避けましょう。
・白系、ブルーのアレンジやユリ・菊など葬花に用いられるものは避けましょう。
・「シクラメン」「シネラリア」は語感が「死」や「苦」に通じるのであまり贈りません。
・ 香りの強い花、花粉の多い花、散ると掃除が大変な花、 頭がぽとりと落ちるツバキもタブーとされています。

お悔やみ

・お付き合いの程度によって慎重に配慮することが重要です。
・事前に葬儀場、葬祭ホールへ、花の受け取りが可能かどうかを確認しましょう。
・花輪の場合は、「出入りの業者」に依頼して、周りと同じ形状にすることが重要になってきます。
・アレンジやスタンド花などが受け取り可能な場合は「通夜・告別式開始時間」「喪主の名前」「届け先の正しい住所」を花屋に正確に伝えましょう。
・基本的に四十九日までの間はバラを除く白い花だけで作った盛り花を贈るのが一般的となっているようです。
ビジネスシーンでは
・上司に確認するのが一番です。葬儀・通夜に手配する花輪、スタンド花以外は上司の意向を確かめ、了承を得てから手配するのが無難です。
・物故者の立場・地位によっては「社葬」ということもあるので、先方の総務に取り急ぎ連絡を取り「弊社よりお花をおくりたいのですが」と確認をとるのも一手です。

命日・周忌

・没してから期間が経っている場合は、白にこだわらずに、パステルカラーの色合いでまとめると上品なものになります。奇をてらわずに、オーソドックスなものがオススメです。
・故人が好きだった花がわかっている場合は、そのお花を入れるといいですね。
・法事や命日当日は、寺院や墓地での法要等、自宅を不在にすることが多いもの。命日や、周忌の数日前までに届くよう手配するのが無難です。
・故人の霊前に供えてもあまり場所を取らない様に、大ぶりにしないこともご家族への配慮ですね。
・正確な命日や周忌がわからない場合は、お盆やお彼岸の「入り」に合わせて贈るといいでしょう。


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